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個人的に怖かった出来事

こんにちは、Aです。

今回は、先日の夜中に起きた、個人的に怖かった出来事についてお話しします。

  その日の夜中、私は寝るために自室のベッドに寝転がっていました。

  すると突然、後頭部にぼとっと何かが落ちてきたような感覚がありました。その落ちてきた何かに反射的に触れると、あまり触れたことがない手触りがしたのです。上手く説明できませんが、柔らかい物ではありませんでしたし、どちらかというと硬そうでした。指先で軽く触れただけでしたが、大きさは数センチくらいありそうでした。

  それを触った瞬間、とても驚いて軽く悲鳴を上げ、勢いよくベッドから転げ落ちました。「もしかして、虫!?」と思ったためです。私は虫が大の苦手で、正直に言ってどんな怪奇現象よりもずっと怖いと思っています。たくさんの人から嫌われている、茶色っぽくて触角の長いあの虫が自分の頭に落ちてきたのかと思い、すごくびっくりしてほぼ反射的に逃げようとしたので、派手に転げ落ちました。膝を床に強く打ち付けたので痛かったですし、ベッド付近に置いてあった物が散乱しました。私の部屋は2階にあるのですが、大きな音を立ててしまったため、隣室や下の階で寝ている家族を驚かせたかもしれません。

  とても怖かったので、しばらくはベッドに近づくことができませんでした。それでも寝なければならないので、恐る恐る布団などを退けてベッドの上を確認してみましたが、何もいないようなので、また寝ようとしました。

  「さっきのは何だったんだろう」と思いながら眠ろうとすると、窓の方からかすかに物音が聞こえてきました。やはり何かいるのかもしれないと怯えつつ、「姿が見えなければいないのと同じだ」と自分に言い聞かせ、結局十数分後には眠りについていました。

個人的に怖かった話は以上になります。

大した話ではありませんが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

苦手なものに遭遇した際、しっかり自分で対処できるようになりたいです。


……ちなみに翌日の夜、自室の壁にやはり例の虫が張り付いていました。大きさは5センチ以上ありそうでした。あれが自分の後頭部に落ちてきて、しかも一瞬とはいえ触ってしまったのだと思うと、ものすごく身の毛がよだちます。もう少し現れる場所を考えて欲しいものです。

殺虫スプレー等をかけると暴れますし、倒せたとしてもそれはそれで後処理が嫌なので、こちらとしても命を奪いたいわけではありません(そもそも1匹倒せたところで、結局家のどこかにたくさん潜んでいるそうですから、あまり意味がないと思いますし……)。

こちらが何もしなければ、向こうもそのうち去ってくれるだろうと信じて待ちます。

しばらく部屋の掃除をサボっていたので、もしかするとそれが原因なのかもしれません。綺麗にしておこうと思います。

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