問題解決とは
2021-09-14
こんにちは。今回は私が普段考えていることについて書いていきたいと思います。
内容は「問題解決」についてです。
私自身がこれを考えている理由は、ある問題が発生したときに迅速に最適な解決をしたいなと思っているからです。
まず、問題解決とはどういうことなのでしょうか?
先に「問題」という概念に触れたいと思います。
web上では
「問題とは、現状と目標との間にある障害のことである。」
と書かれています。また、理想と現実のギャップとも言われています。
確かに現状が理想の状態なら、それを障害として捉えることは無いのではないかと思います。
しかし場合によっては、ある障害を問題として解釈しない人もいるのではないかと私は考えました。(主観や問題意識の差)
続いて「問題解決」とは、
web上では
「問題解決とは、問題を解決する、すなわち解を発見することであり、思考の一部分である。すべての知的な機能の中で最も複雑な思考であり、高次元の要求の認識と定義されている。それには、より筋道の立った手順及び基礎的な知識の操作、調節が必要となる。」
と書かれています。
私は「基礎的な知識の調査、調節が必要となる。」と書かれている部分で、知識がなければ解決できない問題もあるんだな
と思いました。確かに当たり前のことですが、もし自分がその状態に陥った際にどうやって解決するかということもとても大切だと思います。
どうやって問題を解決するか
結局のところ問題は解決できなければ意味がありません。
私は問題解決のための情報を調べ、考えてみました。
①問題発見
問題は大きく三つに分類されます。
-「発生型問題」
すでに起きてしまった問題を指します。例えば、「取引先企業の倒産によって売上が減少した」「商品に問題があって返品された」といった問題が挙げられます。
-「潜在型問題」
今後発生しうることが予測される問題のことです。例えば、「取引先の倒産によって売上高が減少する」という問題の裏には、「資金不足によって市場での競争力が低下している」といった問題が潜んでいます。こうした目に見えない問題を潜在型といいます。
-「設定型問題」
実現すべき課題や達成したい目標などを指します。取引先企業に依存しない新たなビジネスモデルの創造や、収益構造の抜本的な見直しといった課題や目標が該当します。
②原因の調査・分析
問題を発見出来たら次は原因を見つけていきます。原因を見つける理由は問題の最適な解決策をスムーズに見つけやすくするためです。原因には複雑なものもあるため、その場合は深堀をして本質的な原因を見つけていきます。
③解決策の立案
原因を調査・分析し明確化出来たら、解決策を立案します。
解決策の立案では、特定した原因を取り除くにはどうすればよいのかを徹底的に考え抜きます。問題解決のために何をするべきかを考え、あらゆる可能性を考慮して思いつく限りの解決策を立案します。
複数の解決策が出てきた場合は優先順位をつけます。
④解決策の実行
解決策の立案で問題解決へと至る道筋が見えたら、次は計画に沿って実行していきます。
解決策は実行可能なレベルまで具体的に落とし込む必要がありますが、成功の確証が不透明であっても、ある程度の仮説が立った段階で実行に移していきます。どれだけ優れた計画でも、実行に移さなければ机上の空論に過ぎません。
解決策は完璧に計画を練ることは難しく、新たな問題が発生する可能性もあります。こういった部分で、臨機応変に対応する必要があります。
⑤結果の評価
問題解決に至る最後のステップは実行した結果を評価することです。事前に行った計画と比較しながら、どのような結果を得られたのか評価していきます。
ここで満足した結果を得たなら、次に起こりうるリスクを考慮しそれに備えます。
満足しない結果になった場合は②原因の調査・分析からやり直します。
この①から⑤をスムーズに行えるように、私は普段から問題を見つけて解決していきたいなと思います。